第15回日本山岳耐久レース [トレイル・ランニング]
第15回日本山岳耐久レースの参加してきました。
結果は西原峠でリタイア。これまで30回くらいレースに出てますが自分の都合による初めてのリタイアとなり残念です。
10月20、午後1時スタート。調子の悪さを感じながら、相変わらず上りで抜かれ続ける序盤。それでも予備関門は毎年のように1時間ピッタリ。決して調子は悪くないのかも。
しかしその後、足をつり動けなくなること2回。転倒1回。上りでは抜かれ続け、気持ちは下向き第1関門でリタイアと思った。後半まで気持ちを維持できる自信が全くなかった。第1関門は3時間45分、昨年より良いタイム。けして 思っているより体調が悪い訳ではないようだ。リタイアしないでもう少し走ろうと思う。暗くなり始めライトを付ける。この当たりからまた抜かれだす。上りもそして下りもスピードがでない。走り続けよう、レースを続けたいという気持ちがわかない。体調が悪いより、気持ちの問題。暗闇を走る続ける時に感じたワクワク感より、怪我の危険の中、景色も楽しめない走りに魅力を感じなくなっていた。これ以上は走っても気持ちが切れているので危ないとも思ったので西原峠でリタイアした。約5時間の走りでした。
点灯前、夕暮れにシルエットに浮かぶ富士山が見えた時、横目で見ながら思わず、富士山がきれいと独り言のように言った時、そこで休憩していた数人は全く気づいていないようで、富士山だったんですかと聞かれてしまった。
走りをを楽しみながら、山も楽しむことは賛成だが、レースの場としてだけに山に行くことは疑問に思うし、そういうランナーが増えているように思う。トップクラスに影響されてか、かなり軽装の人も増え山の危険性を分からず参加している人も多いように思う。
帰宅後、ニュースで今回のレースで滑落死亡という事故があったことを知った。これがあるいは自分であった可能性も感じている。あるいは次は自分であると思いながら、僕は走り続けるのだろうか・・・・・。
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