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第14回 日本山岳耐久レース [トレイル・ランニング]

第14回日本山岳耐久レースに参加してきました。

今年は快晴。絶好のレース日和となりました。コンディションが良く、完走率も去年の55%から75%に大きくアップしています。富士山を初めて見ることができました。夜も満月に近い月明かりの下、富士山のシルエットがくっきりと浮かび上がり幻想的でした。

コンディションが悪かったのは自分の体調。先週のクライマソンの疲れが残っていたのか、全然足に力が入りませんでした。

10月8日、13時。レーススタート。予想時間ごとの仕切りを立てる前に選手が待っていたので大混雑。とても長丁場のレースとは思えないスタート。直後はスタートダッシュで飛ばす。100番手くらいの位置取り。それから山道に入ってペースダウン。このペースダウンがかなりのペースダウン。この先、上りのペースダウンに悩まされる前兆だったのか。

それでも入山峠はちょうど1時間。前2回と同じ。しかし階段の所に列ができていて、今年のレベルの高さ、あるいはコンディションの良さが窺えた。

この先上りが登れない。常に抜かれる状態が続いた。下りは周りのペースに付いていけるのに上りがつらい。バスかトラックのようにスピードが上がらず脇を乗用車に簡単に抜かれる感じ。上りで遅れ下りで少し取り戻す状態で、第1関門。、3時間51分。雨でズルズル滑った去年より10分速いが、一昨年より20分遅い。これから最高峰の三頭山までは上り基調。上りでは減速に次ぐ減速。三頭山手前ではエネルギー切れの状態。もうダメ状態。三頭山小屋で休憩を取ると決断。30分位小屋の中で倒れこむように横たわる。体が寒くなってきたので立ち上がりスタート。少し元気になった。

それでもしばらく経つとまた調子が悪くなる。リタイアを考えながら走る。その後も3回道の脇で大の字で横たわってしまった。じっとしていると冷えてくるのでそれぞれ10分くらい程度。少し元気になるとまた調子が悪くの繰り返し。下り後のリタイアポイントでは調子が上がっているのでリタイアせずにすんだ。

タイム的には体の調子ほどは悪くなかった。去年と一昨年の間くらい。まあ去年は最悪の天気でしたから比べようがありませんが。第2関門8時間半、小屋で寝ていなけれ一昨年と変わらず、第3関門も休憩時間を除けば変わらない。

第3関門の時点で14時間台が見えてきた。ゴールまでは下り基調。ただし靴先に親指が当たって両足とも親指のつめが痛い。痛みは我慢すればできるので頑張って走る。ようやく調子が出てきたようだ。遅すぎるが。人はまばらになっていたが前に明かりを見つけると目標にして追い抜く。

残り5km。もしかしたら一昨年の記録も上回れるかもと思い、最後まで走り続ける。ついにゴール。14時間34分0秒。3分速かった。リタイアしないで良かった。

 


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