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トンガリロ・アルパインラン [トレイル・ランニング]

2007年12月1日、トンガリロ・アルパインランに参加した。

ニュージーランド北島のトンガリロ国立公園で行われたレース。
500人あまりの参加者でスタート時の混雑解消のため数回に別れてのウエーブスタートだった。
申請していたハーフの持ちタイム(1時間半以内)で第1ウエーブになっていて、前日の受付で「第1ウエーブスタート、すごいわ、頑張ってね」と言われた。
スタートは9時半。100人位が第1ウエーブ。スタート地点にみんな集まっているが、寸前までマイクで話していて緊張感がない。スタートラインに立って時間を待つ。僕の時計では時間になったが合図はなく30秒位過ぎてからフォンがなる。
このレースは中腹ののスキー場から車道を少し下り、山岳コースに入り山の裾野を尾根や川をいくつも横断しながら最後は車道に入り登る感じで別のスキー場にゴールするコースである。
9時半スタート。100人位が駆け下りる。ここは全速力で走らねばと思い走るがみんな速い。これはレベルが高いと感じる。60~70番位か。後ろの方が少ない。山岳コースに入るまではと必死に走る。1km位走り左折して山岳コースに入る。ここからは下りの岩があるコース。慎重に駆け下りなければいけないが周りの地元の選手は速い。後ろからドンドン抜かれていく。
日本の山岳レースだと走れない部分が多いがこのコースは違う。上り下りはあるが尾根から尾根の横断なので小刻みな上り下り、走れる程度の上り坂、下り坂が多い。走らなければいけない所が多い。それもペースを上げて。みんな下りが速く抜かれる。上り、平坦な所でどうにか付いていく。
係員はいるがコース案内がない。スタートして1時間20分。係員がここがハーフだ。頑張れと声をかけている。ようやく半部かと思う。川が出てくるが最初は濡れないように慎重に意志を渡っていたがどう見ても濡れずに渡れる所がない川もありもうずぶずぶ濡れて渡る。濡れてしばらく足の不快感はあるがすぐに慣れる。以後バシャバシャと渡るがこれも面白い。
2時間位。1m位の高さを飛び降りようとしたら木に右足がひっかかり左前方に体を投げ出される。全く岩のない土の上なので外傷はない。しかし左胸を強く打ち苦しむ。後ろの選手が声を掛けてくれ近付いてきたが何とか自力で立ち上がりレースを続ける。痛みはあるが大丈夫そう。
最後は上り基調のコースになり、周りは疲れてきたのか、上りは下りほど得意でないのかようやく少しづづ抜くことができるようになった。滝の下の川もバシャバシャと渡渉。岩場を攀じ登り最後の上り、残り1kmと表示が出て車道に出る。周りの選手は歩いている。自分はゆっくりだが走る。意外と長く感じる。応援の人達や何故か追い抜いた歩いている選手からも声援が来る。最後の直線、ゴールが見える。選手のゴールをマイクでアナウンスしている。前後に選手がいなかったので自分の名前とフロム・ジャパン・イバラキと聞きながら両手を挙げてゆっくりとゴール。楽しいレースであった。

海外レースは記録より楽しむことなので、十分に満足できたレースであった。
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